電子定款を作成するに際しては留意点があります

会社設立に際しては定款を作成することが法律で義務付けられています。

昨今は、定款を紙で作るのではなく、電子データにすることが盛んに行われるようになりました。電子定款と呼ばれているものです。これによって、印紙税を非課税とすることができますのでコストダウンを図ることができるのです。電子定款とはいえ、原稿作成をするときは文書作成ソフトでもって作りますので、紙の定款の作成方法と変わるところはありません。

ただ電子定款の場合は、文書作成ソフトで作った原稿をPDFファイルに変換することが求められています。PDFファイルに変換するソフトは幾つかの種類があって、中には無料のものもあります。しかし、どんな変換ソフトを使ってもいいというわけではありません。電子定款作成にあたっては、電子署名が挿入できる機能の備えたPDFファイルに変換しなければなりません。

実際に使用可能なソフトはAdobeAcrobat9やAdobeAcrobatXなどといった有料ソフトになってしまいます。また電子署名を付けるためには、住基カードが必要であり、それを読みこむためにはICカードリーダライタという機器が必要となってきます。これだけのソフトや機器類を一から揃えるとなると、印紙税でせっかくコスト削減しても、余分な経費を支出することとなるのです。もし電子定款を作成するのであれば、すでに機器やソフトを使っている司法書士などの専門家に依頼するのが得策でしょう。

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